WEG社は本日、海外における2社の支配権買取りを発表しました。1社は南アフリカに本社を持ち、同国市場トップの電動機特約販売店と、工業用電気パネル組立て、発電設備組立て用製品の統合、電力委託サービスの提供を専門とする企業数社によて構成されたZESTグループで、もう1社はメキシコに本社を持つ変圧器メーカーVoltran社です。
Voltran
WEG社は、変圧器を製造するC.V.のメキシコ企業Voltran株式会社の資本参加の追加買取りを発表し、同社に対する資本参加を60%に拡大させました。
両社のパートナー関係は、WEG社がVoltranの支配者Jimenez一家からメキシコ企業の資本30%を買取った2006年に始まりました。Voltran社は配電・電力変圧器分野において活動し、2009年度の売上げは7千万ドルに達しました。
このパートナー関係はメキシコ市場におけるシェアの強化が展望される中で拡大されました。WEG社の取締役社長Harry Schmelzer Jr.氏は、「Voltranはメキシコにおいて堅固な商標を維持しており、高品質の製品と納入能力によってお客様からの優先権を取得してきました。」と語り、また、「このパートナーシップによって得られた優れた結果が今回の決断を動機付けたのです。過去4年間にメキシコWEGとVoltranは、各社が個別に成長できる範囲を超えて大きく成長しました。私共はメキシコ以外にも進展する実力を取得し、確実に米国のエネルギー市場に参入しました。」と付け加えます。
WEGの社長は、「この買取りは経営、エンジニアリングおよび販売分門におけるシナジーの利得をもたらします。これらの利得は乾式変圧器等、新規ラインの現地生産および変電所等の更に複雑な供給における弊社の進展を可能にします。」と語ります。
Voltranとメキシコ市場における供給品一部の写真を http://bit.ly/9xM2Gnにてご覧ください。
ZESTグループ
ZESTグループは南アフリカに本社を持ち、同国市場トップの電動機特約販売店と、工業用電気パネル組立て、発電設備組立て用製品の統合、電力委託サービスの提供を専門とする企業数社によて構成されています。
ZEST グループは30年を超える歴史の中で、WEG社のパートナーとなり、WEG製品の輸入・販売を行ってきました。この間、全てのビジネス分野、特に電動機分野においてシェアを著しく拡大し、南アフリカ市場のトップとなりました。顧客リストはアフリカ大陸南部で活動する採鉱、石油・ガス、エネルギー等を含む大手企業で構成されています。
WEG社の取締役社長Harry Schmelzer Jr.氏は、「南アフリカは既に重要市場と化しており、同国およびアフリカ大陸は世界的平均を上回る成長率で発展し続けるものと予想されます。」と明言して同取引きの魅力を強調します。社長は更に、「ZESTグループが南アフリカ市場において実施している活動には本当に目を見張るものがありました。同社の人達とWEGの直接的な参加の組合せが継続的な成長への強力な手段となり、更に大規模な機会を利用することができ、アフリカ大陸全土にビジネスを拡張することが可能になると信じます。」と断言します。
また、WEG社長は他の市場においてもWEGの実績を生かすことで南アフリカにおける存在を更に堅固なものにする可能性も強調し、「私どものエネルギー、採鉱、石油・ガス分野における広い実績をもってこの市場での活動を増強させることができます。」と語ります。
ZESTグループの最終会計年度における売上げは2億ドルを上回り、取引きが成立してWEG社と合併した折には、同社は海外における24番目の子会社となります。「これは、会社の国際化戦略において重要な更なる一歩です。」とSchmelzer氏は語ります。
南アフリカ市場におけるWEG社の供給に関する写真を http://bit.ly/dxKuXjにてご覧ください。