これまで最新化を重視してきたWEG社に、サンパウロにおいて9月9日 “2010年度ブラジル国内優良企業賞” が授与された。A.T.キア二イ‐コンサルタントの協賛で “エポカ‐商取引” 誌(revista Época Negócios)が取り行なったこの表彰式。国内1万2千人の消費者および120の登録企業によって検討されたランキング。晴れてランキング入りした20の各企業が勢揃いした。
ランキングトップのWhirlpool社をはじめ、Embraco社, Boticário社, Vale社, White- Martins社などの企業も後に続く。現在、過去3年間に発売された製品の売り上げの75パーセントを担うWEG社がランキング19位となった。WEG社エンジニア部門重役のミルトン‐カステーラ氏は ”最新化をもって、私どもは生き残りをかける” と語り、さらに ”発電機がすでに国際市場で通常のものとなりはじめていることから、より違いのある製品を発売することは必要不可欠だ”、と付け加える。
WEG社の目指すところは、製品のエネルギー効率をアップさせること。WEG社開発部門管理担当のセバスチオン‐ナウ氏はこう語る。”私どもは、製造工程において、より少量の原料で、低エネルギー使用の発電機を生産している。それにより、回転板の両先端部から排出される二酸化炭素(CO²)を削減することができた”。
表彰式では同じく、革新面、組織面、研究面などの戦略および最新化プロセスにおいて活躍が目立ったWhirlpool社, Boticário社, Dow社の各企業がそれぞれ受賞した。