キャタピラー品質認定証は、銅賞、銀賞、金賞、プラチナ賞の4つのカテゴリーに分けられる。銀賞のレベルに達してはいたものの、WEG社には最初の認定証ということで、銅賞受賞となった。

授賞式はWEG社ジャラグアー‐ド‐スール発電機生産工場で行なわれ、同社最高責任者のハリー‐シュメルゼール‐ジューニオル氏、そして、創立者代表としてウェルネー氏が出席した。認定証受賞の席でハリー氏は、 受賞が各企業の協力の賜物であることを強調。更に, ” 認定証受賞の真の功労者は、協力者の皆さんである。” と述べた。

同氏はさらに、より簡素な生産工程に向けての継続的改良プログラム(Programa de Melhoria Contínua)の実施化、そして、高い品質、生産性の確立化を図り、来年は金賞受賞を目標にしたいとコメントした。ブラジル‐キャタピラー社購買責任者のフラービオ‐レイス氏は、”この授賞式の協力企業各社99パーセントもの出席率をみて, WEG社の辿ってきた経緯の素晴らしさを理解することができる ”。と語る。

WEG社は、ブラジル国内のキャタピラー社電気製品提供先として最初の認定証受賞企業、また世界では4番目の受賞企業だ。キャタピラー社エネルギー部門総合責任者のカルロス‐べチオール氏は、”2003年以来ずっとWEG社の製品を使用している。同社のもつ高い品質に加えて納品期日厳守性にも注目している。WEG社は期日厳守を守ってくれた”。と語る。

WEG社はキャタピラー社に対し、緊急対策および僻地へのエネルギー配信に使用されるGTA型発電機を提供する。認定証受賞によって、世界各国のキャタピラー社向けへの製品配給へ扉を開いたことになる。ハリー‐シュメルゼール‐ジュウニョール最高責任者は、” 次なるステップは、アジア、ヨーロッパ、北米などにある各WEG支社との連携でGTA型発電機をグローバル化したい” と語る。

認定証

キャタピラー社は製品提供先に対し、高品質性および納品期日の厳守性とを評価の対象とする。ここ2年間に、WEG社の品質管理システムや継続的改良プログラムを監査するほか、納品期日厳守性、欠陥製品の割合などの評価基準を加えている。

キャタピラー社

ブラジル多国籍企業として1954年に創立される。所在地はピラシカーバ市(サンパウロ州)。現在4000人の従業員を雇用。各種機材用特殊付属品のほか、油圧ショベル、コンパクター、ホイールブルドーザー、モータースクレーパー、レトロ様式ブルドーザー、覆帯式トラクターなど35の製品モデルラインをもつ。2001年10月には、電源容量5から750キロアンペアの発電機生産を携えて、エネルギー市場に参入した。

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