WEGはロシア国内で有数の商工業都市ニジニイ・ノヴゴロド(旧称:ゴーリキ)に新会社と なるWEGロシアを設立すると発表しました。新会社は油田やガス田の開発・精製・輸送など石油関連事業でビジネスチャンスに沸き立つロシア国内と周辺諸国 に販売網を築き、また自社製品の技術サポートを提供していくことに注力いたします。
「ユーラシア大陸は驚異的な経済発展を遂げている地域のひとつである。当地における我々の存在は現時点では決して大きいものではない。 だからこそWEGロシアを足がかりとして今後数年のうちにロシアでのポジションを好転できると期待している。またこれまでブラジル国内および他国で培って きた石油・ガス開発事業での経験は当地でマーケットシェア拡大を図る上で戦略的に重要となるであろう」セルジオ・シュワルツ副社長兼WEG海外担当取締役 は語っています。
WEGロシア設立によって既に支社のあるインド、中国についでBRICs4ケ国全てに拠点が整いました。経済学者の言葉を借りるとすれば、ブラジル・ロシア・インド・中国は今後2-30年のうちに世界経済の勢力地図を塗りかえる4カ国となることが見込まれます。
「WEGの22ケ国の海外支社は、WEGの国際化戦略の上で重要な要素であり、生産拠点を構える国々とあわせWEGはボーダーレスで多様化する顧客の需要に応じ邁進してゆく」財務広報担当(IR)取締役アリドール・ルエデー氏はこのように述べています。
これがWEGの目指す21世紀の未来像。WEGロシア、それはWEGがより一層国際化を推し進める新たな一歩です。